川口市の就労継続支援B型|ご家族からのご相談と、本人が乗り気でないときにできること

川口市の就労継続支援B型についてのご相談で、ここ最近増えているのが「本人は家にいるのですが、まだ外に出るのに前向きではない」というご家族からのお問い合わせです。親御さん、きょうだい、配偶者の方からが多く、見学の予約の電話口でも「本人は今日は一緒には来られないのですが…」と小さな声で切り出される方がいらっしゃいます。

Melth東川口(就労継続支援B型事業所/埼玉県川口市戸塚)には、ご本人からだけでなく、こうしたご家族からのご相談もたくさん届きます。この記事では、川口市でご家族が福祉サービスの相談を始めるときに知っておいていただきたいことと、本人がまだ乗り気でない段階でできることを、精神保健福祉士の立場から整理してお伝えします。

目次

川口市でご家族からの相談が増えている背景

川口市は人口約60万人の中核市で、埼玉県内では、さいたま市に次いで人口が多い自治体です。東川口・戸塚・鳩ヶ谷・西川口といった駅周辺に集合住宅が集まり、同居するご家族と暮らしながら、学校卒業後や離職後に家で過ごしている20代〜40代の方は決して少なくありません。

いちばん多いのが、次のようなご相談です。

  • 高校・大学・専門学校を卒業したあと、就職活動がうまくいかずに家にいる期間が長くなっている
  • 一度は就職したが、人間関係や体調で続かず、退職してから何年か経っている
  • 精神科や心療内科には通っているが、生活のリズムが崩れたままで、日中の過ごし方が決まっていない
  • 発達障害・知的障害・精神障害の診断があり、就労移行支援やA型が難しそうだと主治医から言われている

ご家族が心配される内容もよく似ていて、「このまま年齢だけが上がっていくのが怖い」「自分(親)が元気なうちに、どこかとつながっておきたい」というお気持ちがほとんどです。川口市の障害福祉担当窓口や、地域の相談支援事業所にも、同じようなご相談が寄せられていると聞きます。

まず知っておいていただきたい、川口市で相談するときの前提

本人が同席していなくても、ご家族だけでの相談は可能です。 これはMelth東川口に限らず、川口市内の多くの就労継続支援B型事業所や相談支援事業所で同じ扱いになっています。「本人を連れてこないと話も聞いてもらえないのでは」と思って電話を躊躇されるご家族がいらっしゃいますが、まったくそんなことはありません。

一方で、就労継続支援B型を実際に利用するためには、最終的にはご本人の意思と、お住まいの市区町村から交付される受給者証が必要になります。ご家族だけで手続きを完結させることはできません。この順番を知っておくと、焦らず進められます。

おおまかに整理すると、こうなります。

  1. ご家族だけで、事業所や相談支援事業所に「情報を聞く」ことはできる
  2. 見学も、まずはご家族だけで来ていただいて構わない
  3. 利用申込み・受給者証申請の段階からは、ご本人の意思表示が必要になる
  4. 2025年10月以降は、B型の新規利用の前に原則として就労選択支援を経る流れになっており、川口市でもこの流れで案内されます(50歳以上の方などは例外に当たる場合があります)

ご家族だけでMelth東川口の見学に来ていただくこと

Melth東川口では、ご本人の同席がないまま、ご家族だけで見学に来ていただくご案内をよくしています。見学の所要時間は30分ほどで、持ち物や服装の決まりはありません。普段どおりでお越しください。お住まいが川口市内でなくても、越谷市・草加市・三郷市・さいたま市緑区(浦和美園)など、東川口駅に出てこられる範囲であれば構いません。

ご家族だけで来ていただく利点は、本人がいる前では聞きにくいことを、落ち着いて質問できることです。たとえば次のようなご質問は、ご家族からよくいただきます。

  • うちの子の状態(診断名・年齢・家での様子)で、通える可能性はありますか
  • 本人がどうしても朝が起きられないが、午後からの通所でも大丈夫か
  • まず在宅ワークから始めることはできるのか
  • 送迎はあるのか
  • 工賃はどれくらい出るのか
  • 障害年金や生活保護を受けている場合、工賃との関係はどうなるのか

このうち、送迎については、Melth東川口では送迎は行っていません。東川口駅 南口(1番出口)から徒歩5分圏内という立地のため、電車で通所いただいている方が多く、在宅ワークも選べる仕組みにしています。工賃は時給300円から(作業内容や通う頻度で変わります)で、障害年金・生活保護との関係については、お住まいの市区町村の決定によりますので、担当のケースワーカーや相談支援専門員とあわせて確認していただく形になります。

見学の中で、ご家族の了解をいただいたうえで、本人様へのパンフレットや資料をお持ち帰りいただくこともできます。 「事業所の人が勝手に来るのは嫌がる」けれど「紙で情報だけなら見てくれる」というケースは意外と多いためです。

本人がまだ乗り気でないときに、ご家族ができること

ここが、このご相談でいちばん大事なところです。「どうすれば本人の気持ちが動くか」の正解は、残念ながら決まった形ではありません。ただ、Melth東川口でこれまでご家族と話してきた中で、うまく進んだケースにはいくつか共通点があります。

1. 期限を切らない

「来月までに」「今年中に」と期限を区切ると、ご家族の焦りがそのまま本人に伝わって、かえって動けなくなることが多いです。半年〜1年単位でゆっくり構える、くらいの時間感覚のご家族のほうが、結果的に動き出すのが早い印象があります。

2. 「働きなさい」ではなく「どこかとつながってみない?」から入る

いきなり「仕事」「就職」という言葉を出すと、本人の心のシャッターが下りてしまうことがあります。就労継続支援B型は、作業も支援もありますが、まずは「平日に行く場所がある」「同じような経験をした人がいる」というつながりの場でもあります。この部分を入り口にしたほうが、本人の抵抗感はやわらぎやすいです。

3. 選択肢を複数そろえて、本人に選んでもらう

これはMelth東川口にかぎらず、川口市内で見学ができる就労継続支援B型事業所を、2〜3か所比較して紹介するほうが、本人の納得感は高くなります。「お母さんが決めてきた1か所」ではなく「見せてもらった中から自分で選んだ」という体験が、通い始めてからの定着に効いてきます。

4. 作業内容がイメージできる形で伝える

本人が「何をするのかわからない場所」を怖がっているケースは、とても多いです。Melth東川口の場合、作業は3種類あって本人が選べます。

  • コーヒー製造(焙煎は外部に委託しています。袋詰めや発送準備などの工程を担当します)
  • 軽作業
  • パソコン作業

「接客が苦手」「人と話さずに手を動かしたい」「事務の経験を積みたい」といった希望に合わせて選べる点は、ご家族からご本人に伝えていただくときの材料になりやすいです。

5. 医療・相談支援と足並みをそろえる

主治医、訪問看護師、相談支援専門員とすでにつながっている場合は、その人たちから本人に話してもらったほうが、ご家族から言うより届きやすいことがあります。「お母さんの意見」より「主治医の意見」のほうが聞ける段階にある方は、意外と多いです。

ご家族だけで動くときに、埼玉南部で頼れる窓口

ご家族だけで情報収集を始めるときに、川口市で相談先になるのは次のようなところです。それぞれ役割が違います。

  • 川口市役所の障害福祉担当窓口:受給者証の申請、サービス全体の案内、相談支援事業所の紹介
  • 指定特定相談支援事業所(川口市内に複数あります):サービス等利用計画の作成、関係機関との調整
  • 就労継続支援B型事業所(Melth東川口を含む複数):実際の見学、作業内容や雰囲気の確認
  • かかりつけの医療機関(精神科クリニック・心療内科など):主治医の意見書、本人の状態の整理

いきなり全部を回る必要はありません。多くのご家族は、まず事業所の見学か、相談支援事業所への電話から始められています。順番は決まっていないので、「電話しやすそうなところ」から始めていただいて問題ありません。

川口市外にお住まいの場合も、お住まいの市区町村の障害福祉窓口に、同じ役割の担当者がいらっしゃいます。越谷市・草加市・三郷市・さいたま市緑区などから通われる方は、まずお住まいの市区町村にご相談ください。

よくあるご質問

Q. 本人がまったく話をしてくれません。それでも相談していいですか

はい、ご家族だけで構いません。見学も、電話での相談も受け付けています。ご本人の情報(年齢、診断名、家での様子、通院状況など)がわかる範囲で教えていただければ、次のステップをご一緒に考えます。

Q. 川口市以外に住んでいます。利用できますか

就労継続支援B型は、お住まいの市区町村が交付する受給者証で利用します。越谷市・草加市・三郷市・吉川市・さいたま市緑区など、東川口駅に出てこられる範囲にお住まいの方であれば、お住まいの市から受給者証を受けてMelth東川口に通っていただけます。

Q. 本人が外に出られない場合、在宅での利用はできますか

Melth東川口は在宅ワークに対応しています。週1日から利用できる仕組みで、通所と在宅を組み合わせることもできます。ただし、受給者証を受けるためには、申請の段階でご本人の意思確認が必要になります。

Q. 工賃はどれくらいですか

時給300円から始まります。作業内容や通う頻度によって変わります。工賃だけで生活を成り立たせる仕組みではなく、障害年金や生活保護とあわせて暮らしを組み立てることが多いです。詳しくはお住まいの市区町村のケースワーカーや相談支援専門員にご相談ください。

Q. 障害者手帳を持っていません。利用できますか

手帳がなくても、医師の診断や意見書で利用できる場合があります。詳しくはお住まいの市区町村の障害福祉担当窓口、またはMelth東川口にご相談ください。

Q. 本人を連れていくタイミングはいつがいいですか

決まった正解はありません。ご家族が見学で聞いたことを本人に伝えていただき、「見てみてもいいかな」と本人が言ってくださった段階で、2回目の見学として本人と一緒にお越しいただく流れが多いです。1回目から数か月あいてもまったく問題ありません。

まとめ

川口市でご家族から就労継続支援B型についてのご相談をいただくとき、Melth東川口でお伝えしているのは、「本人が動けるようになるまで、情報だけでも集めておいてください」ということです。情報を持っているご家族のそばにいる本人は、動き出したいと思ったときに動きやすくなります。

本人が乗り気でない段階でも、ご家族だけで見学にいらしていただいて構いません。見学の所要時間は30分ほどで、持ち物や服装の決まりはありません。「本人の話を少し聞いてもらいたい」というだけでも大丈夫です。

就労継続支援B型事業所 Melth東川口は、東川口駅 南口(1番出口)から徒歩5分圏内です。ご家族だけで来ていただくご相談も、お電話での相談も、いつでもお待ちしています。

見学のご相談を受け付けています

「まだ利用するか決めていない」「まず話を聞いてみたい」という段階でも構いません。ご家族や支援機関の方からのお問い合わせも歓迎しています。

お問い合わせ先

就労継続支援B型事業所 Melth東川口
〒333-0811 埼玉県川口市戸塚2-21-6 フラワーレジデンス102
各線 東川口駅 南口(1番出口)から徒歩5分圏内
電話:048-229-6380(タップで発信できます)
利用時間:9:30〜14:30(サービス提供時間)
営業時間:平日 8:30〜16:30(土日休み・お問い合わせと見学の受付)
Melth東川口のページを見る

お問い合わせ方法

越谷市・春日部市にお住まいの方は Melth越谷、Melth春日部 もご覧ください。

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