
50歳以上の方が川口市の就労継続支援B型を利用する|就労選択支援の例外とMelth東川口の受け入れ
川口市で就労継続支援B型を探している50歳以上の方からのご相談が、ここ数年で確実に増えています。長く続けた仕事を体調やご家族の事情で続けられなくなった方、定年に近い年代で障害が重くなった方、ご高齢になってから初めて診断を受けた方。入り口はさまざまですが、「もう一度、自分のペースで働く場所がほしい」というお気持ちは共通しています。
このコラムでは、2025年10月から始まった就労選択支援と50歳以上の方の例外、川口市で就労継続支援B型にたどり着くまでの経路、そして就労継続支援B型事業所 Melth東川口がどのように受け入れをしているかを、精神保健福祉士の視点から整理します。
川口市で50歳以上の方のB型利用が増えている背景
川口市は人口およそ60万人の中核市で、埼玉県内でも障害福祉サービスの利用者数が多い自治体のひとつです。駅前の再開発が進む一方で、長年この街で暮らしてきた方の高齢化も進んでいます。働き盛りの時期を越えてから障害が顕在化するケース、長く続けた仕事を離職したあとに診断がついたケース、ご家族の介護とご自分の体調が重なって動けなくなったケース。相談の入り口は多様ですが、「もう一度、就労継続支援B型のような場所から整え直したい」という方は確かに増えています。
川口市内には、精神科クリニックや訪問看護ステーション、相談支援事業所、ハローワーク川口の障害者窓口など、支援の受け皿が広がっています。50歳以上の方の相談は、医療機関や相談支援事業所からつながることが多い印象です。
就労選択支援(2025年10月〜)と50歳以上の方の例外
2025年10月から、就労継続支援B型を新しく利用する場合は、原則として「就労選択支援」というサービスを経ることになりました。本人の希望や特性、できることを一緒に整理して、A型・B型・就労移行支援のどれが合いそうかを見立てる期間で、原則1か月、長くても2か月です。
ただし、この原則には例外があります。50歳以上の方や、障害基礎年金1級を受給している方などは、就労選択支援を経ずに直接B型を利用できる場合があります。詳しい取り扱いは、お住まいの市区町村の決定によります。川口市にお住まいの方は、川口市役所の障害福祉担当窓口にご確認ください。
Melth東川口でも、50歳以上の方のご相談のときは、就労選択支援を利用するか・直接B型を利用するかを、相談支援事業所や主治医と一緒に相談しながら進めています。「必ずどちらを選ばなければならない」という決まりではなく、ご本人の状況に合わせて柔軟に考えてよい部分です。
川口市で50歳以上の方がB型にたどり着く経路
50歳以上の方がB型に出会うまでの道筋はいくつかあります。
- 医療機関から 精神科クリニックや総合病院の精神科、心療内科から、主治医やソーシャルワーカーの紹介で情報を得るケース。長く通院している方は、主治医に「そろそろ日中の居場所をつくりませんか」と声をかけられることもあります。
- 訪問看護・ヘルパーから ご自宅での支援を受けている方は、訪問スタッフが日中の過ごし方の相談相手になることが多いです。
- 相談支援事業所から 川口市内の相談支援事業所にサービス等利用計画を依頼する過程で、就労継続支援B型が選択肢に挙がります。
- ご家族から 配偶者やお子さんが「本人の居場所を探している」と最初にMelth東川口に電話をくださるケースも少なくありません。
- ハローワーク・支援機関から ハローワーク川口の障害者窓口や、地域の障害者就業・生活支援センターから紹介されるケースもあります。
どの経路でも、まずは電話でお問い合わせいただくか、見学の予約を取っていただくところから始まります。
Melth東川口の受け入れ体制
就労継続支援B型事業所 Melth東川口は、川口市戸塚にある就労継続支援B型事業所です。精神障害・知的障害・発達障害・難病のある方を対象にしています。50歳以上の方に特化した事業所ではありませんが、年齢の幅はもともと広く、人生の後半で改めて働き方を考え直す方も通っています。
職員は、精神保健福祉士をはじめ国家資格を持つスタッフを含む、福祉と医療の経験が豊富なメンバーがチームで支援にあたります。50歳以上の方の場合、これまでの職業経験や人生経験をお持ちなので、「新しいことを一から覚える」というより、「これまでの経験を活かせる作業を見つける」という視点を大切にしています。エビデンスに基づいた支援を掲げており、気分や勘ではなく、記録と振り返りを積み重ねながら進めていきます。
選べる3つの作業
Melth東川口では、本人の希望に合わせて作業を選べます。
- コーヒー製造 豆の計量や袋詰め、商品の仕上げなど。焙煎は外部に委託しているため、火や煙を扱う工程はありません。
- 軽作業 封入や検品、仕分けなど、座ってコツコツ進められる作業が中心です。
- パソコン作業 データ入力や資料づくりなど、事務の経験を活かしたい方や、新しく事務のスキルを身につけたい方に向く作業です。
「接客は苦手だから軽作業がいい」「以前は事務仕事をしていたのでパソコンから始めたい」といった希望を、面談のときに率直にお伝えいただければ大丈夫です。
体調と生活リズムに合わせた通いかた
50歳以上の方の場合、通所のペースをどう組み立てるかが続けやすさを大きく左右します。
- 週1日から利用できる 最初は週1〜2日で生活リズムを整え、少しずつ日数を増やしていく方が多いです。
- 午前だけ・午後だけの通所も可能 サービス提供時間は9:30〜14:30ですが、通院やご家庭の事情に合わせて短時間だけ利用することもできます。
- 在宅ワークにも対応 体調に波があるときや、通勤が難しい日は在宅で作業をする選択肢もあります。
- 昼食は無料 栄養バランスを考えた昼食が用意されるので、ご自宅で食事の準備をする負担が減ります。
送迎はありません
Melth東川口では送迎は行っていません。そのかわり、東川口駅 南口(1番出口)から徒歩5分圏内という立地です。50歳以上の方の場合、ラッシュを避けて10時前後に家を出る、帰りも混雑前の時間に動く、といった工夫でだいぶ楽になります。通所が難しい日は在宅ワークに切り替えるという選択肢もあります。
工賃について
工賃は時給300円からです。作業内容や通う頻度によって変わります。50歳以上の方の場合、障害年金や生活保護を受給しながら利用されている方も少なくありません。工賃は「生活費のすべてを担うもの」というより「社会とのつながりと、少しの余裕」として位置づけて考える方が多い印象です。年金や生活保護との関係は、お住まいの市区町村のケースワーカーや相談支援専門員と相談しながら整理していけます。
よくあるご質問
Q. 60代でも利用できますか。
障害福祉サービスには年齢の目安が定められていますが、65歳未満で障害福祉サービスを利用していた方は、65歳を越えても継続して利用できる場合があります。初めて利用する方の場合は、お住まいの市区町村の決定によります。川口市の方は川口市役所の障害福祉担当窓口にご確認ください。
Q. 障害者手帳がなくても利用できますか。
主治医の意見書や自立支援医療受給者証、難病の受給者証などで利用できる場合があります。相談時に、現在お持ちの書類を教えていただけると、どんな手続きが必要かを一緒に整理できます。
Q. 長く通院している主治医に、改めて話してもらえますか。
Melth東川口では、ご本人の同意のうえで主治医や訪問看護ステーションと情報を共有しながら支援を進めます。日々の様子を主治医の診察に活かしていただくこともできます。
Q. 見学はご家族と一緒に行っても構いませんか。
もちろん大丈夫です。ご家族と一緒に来られる方は多いです。見学の所要時間は30分ほどです。持ち物・服装の決まりはありません。普段どおりでお越しください。
Q. 川口市以外からでも利用できますか。
さいたま市緑区(浦和美園)、越谷市、草加市、八潮市、三郷市、吉川市、戸田市、蕨市などから通っている方がいらっしゃいます。利用の手続きは、お住まいの市区町村の障害福祉窓口が中心になります。
まとめ
50歳以上の方が川口市で就労継続支援B型を利用するとき、入り口や通いかたはひとつではありません。就労選択支援の例外として直接B型を使える場合もあれば、短期間の就労選択支援を経てからB型にたどり着く方もいます。どちらでも、ここからの数年をどう過ごしたいかを一緒に考えるのが支援者の役割です。
Melth東川口では、年齢や職歴にかかわらず、「自分のペースで働きたい」という気持ちをまずうかがいます。見学は30分ほど、持ち物・服装の決まりもありません。関心をお持ちの方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
見学のご相談を受け付けています
「まだ利用するか決めていない」「まず話を聞いてみたい」という段階でも構いません。ご家族や支援機関の方からのお問い合わせも歓迎しています。
お問い合わせ先
就労継続支援B型事業所 Melth東川口
〒333-0811 埼玉県川口市戸塚2-21-6 フラワーレジデンス102
各線 東川口駅 南口(1番出口)から徒歩5分圏内
電話:048-229-6380(タップで発信できます)
利用時間:9:30〜14:30(サービス提供時間)
営業時間:平日 8:30〜16:30(土日休み・お問い合わせと見学の受付)
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