
川口市の就労継続支援B型の個別支援計画|Melth東川口が本人とつくる半年の見取り図
川口市の就労継続支援B型を利用するとき、サービスの中身を決めていく土台になるのが「個別支援計画」です。半年に一度つくり直し、通所のペースや作業内容、目標の立てかたを本人と一緒に見直していく、いわば半年ごとの地図のようなものです。
Melth東川口でも、ご利用の最初に個別支援計画をつくり、半年ごとに見直しをしています。ただ、この計画は書類の名前こそ堅いのですが、実際の中身は「次の半年、本人がどう過ごしたいか」を本人の言葉で書き起こしていく、やわらかい作業です。この記事では、川口市の就労継続支援B型で個別支援計画がどんな流れで作られるのか、Melth東川口での実際を交えて書いていきます。
川口市で個別支援計画が必要になる理由
個別支援計画は、全国どの事業所でも必ず作ることになっている書類です。障害者総合支援法に基づく運営基準で、サービス提供にあたっては本人の意向や目標、支援方針を記した計画を作成し、定期的に見直すことが決められています。
川口市の場合、就労継続支援B型を利用するには川口市役所の障害福祉担当窓口に申請して受給者証の交付を受けますが、受給者証がおりてサービスを使い始めるときに事業所側で個別支援計画を作る、という順序になります。市役所に提出する「サービス等利用計画」は、相談支援事業所がご本人の生活全体を見渡して作るもの。一方の個別支援計画は、通う事業所の中で何をどう進めるかを決める、より近い距離の計画です。この2つは別物で、両方があって初めて日々の通所が形になっていきます。
Melth東川口で個別支援計画をつくる流れ
Melth東川口では、見学・体験のあと正式に利用を始めるタイミングで最初の個別支援計画を作ります。順番としてはおおむね次のような流れです。
1. 面談で希望を聞く
まず、サービス管理責任者を中心に職員が面談の時間を取ります。「どんな働きかたをしたいか」「体調で気をつけていること」「将来どうなっていきたいか」など、いくつかの切り口でお話を伺います。
このとき大事にしているのは、無理に「目標」を言葉にしてもらわないことです。「まだわからない」「とにかく生活のリズムを整えたい」というところからのスタートで構いません。精神保健福祉士として現場に立っていると、最初から明確なゴールを語れる方のほうが少ない、というのが実感です。
2. 作業の希望を具体化する
Melth東川口では、コーヒー製造・軽作業・パソコン作業の3種類の作業があり、本人が選べます。面談のなかで「接客は苦手」「事務の経験を積みたい」「体力に自信がないので座ってできることから」など、本人の希望や特性を聞きながら、まず取り組む作業を一緒に決めていきます。
ここで決めたことは、固定ではありません。半年のあいだに合わないと感じたら作業を変えられる、ということも計画の中に書き込みます。
3. 計画書に落とし込む
伺った内容をもとに、サービス管理責任者が計画書の案を作ります。盛り込むのは、本人の希望、長期の目標、短期の目標、それぞれの目標に対する具体的な支援内容、通所の頻度や時間、担当する職員、見直しの時期などです。
4. 本人・ご家族と確認して同意
案ができたら、本人と、必要に応じてご家族や相談支援専門員の方にも同席していただき、内容を一緒に確認します。書いてある言葉が自分の感覚とずれていないか、ここを読んで安心できるかを確かめる場です。納得できたところで同意の署名をいただき、計画が正式に動き出します。
個別支援計画に書き込む内容
計画書には、具体的に次のようなことが書かれます。
- 本人の希望(これからどう過ごしたいか、何に困っているか)
- 長期目標(1年〜2年くらいのスパンでの方向)
- 短期目標(半年のあいだに達成したい具体的な一歩)
- 目標ごとの支援内容(職員が何をするか、本人が何をするか)
- 通所の頻度と時間(週何日、何時から何時まで)
- 選ぶ作業と、その理由
- 想定されるリスクと配慮(体調が崩れたときの対応など)
- モニタリングの時期
長期目標は「将来は一般就労を目指したい」「体調が安定した状態を続けたい」「毎日通える生活リズムを作りたい」など、ご本人の言葉で書くようにしています。短期目標は、そこから逆算して「まずは週2日の通所から始めてみる」「午前中だけの作業に慣れる」といった、半年で手が届く範囲のサイズに落とします。
半年ごとの見直し(モニタリング)
計画を作って終わりではなく、見直しの時期を決めておきます。Melth東川口では、おおむね半年に一度を基本に、必要に応じてそれより早いタイミングで見直すこともあります。
見直しの場では、
- 立てた目標に対して、どのくらい近づいたか
- 作業は合っていたか、変えたほうがよいか
- 通所の頻度や時間は無理のない範囲だったか
- 新しく出てきた希望や課題はあるか
を本人と一緒に確認します。半年前の自分と今の自分とで、感じていることが変わっているのはむしろ自然なことです。「できなかった」ことよりも、「気持ちの変化や生活の変化を言葉にできた」ことを大切にしています。
ここで出た内容をもとに、次の半年の計画を作り直します。更新するたびに、少しずつ本人の希望が具体的になっていく、という流れが理想です。
川口市ならではの事情
川口市は相談支援事業所の数が多く、計画相談を担当する相談支援専門員の方との連携が取りやすい地域です。Melth東川口でも、ご本人を担当されている相談支援専門員の方と連絡を取り合い、サービス等利用計画と個別支援計画が無理なく重なるように調整しています。
また、川口市は精神科クリニックや訪問看護ステーションの数も多い地域です。主治医や訪問看護の方からの情報を本人の同意のうえで共有させていただき、個別支援計画に反映することもあります。たとえば「体調が崩れやすい時期は作業量を減らす」「服薬が変わったあとは様子を見ながら進める」といった配慮を、計画のなかにあらかじめ書き込んでおくイメージです。
東川口駅から通える範囲には、川口市のほか、さいたま市緑区(浦和美園)、越谷市、草加市、三郷市、吉川市などから利用される方もいらっしゃいます。市区町村をまたぐ場合も、個別支援計画の作りかた自体は変わりませんが、受給者証に書かれているサービスの支給量(月に何日まで通えるか)はお住まいの市区町村の決定によるので、そこは計画を立てる段階でご本人と一緒に確認します。
よくあるご質問
Q. 計画は本人が書くのですか?
いいえ、作成するのはサービス管理責任者です。ただし中身は本人の希望が土台になります。「本人の計画」というより「本人と一緒に作る計画」です。
Q. 書いた目標が達成できなかったら、どうなりますか?
達成できないこと自体が問題になることはありません。半年のあいだに体調や生活が変われば、目標も変わって自然です。見直しの場で「ここは今の自分には重すぎた」と言葉にできれば、それが次の計画の材料になります。
Q. ご家族は計画の作成に関わりますか?
ご本人が希望される場合は同席していただきます。18歳未満の方の場合はご家族の同意も必要です。成人の方でも、ご家族と一緒に通所を続けている方には、節目で状況を共有させていただくことがあります。
Q. 他の事業所から移ってきた場合、計画は作り直しますか?
はい、Melth東川口での個別支援計画をあらためて作成します。前の事業所でどんな計画だったかを参考にさせていただくことはありますが、同じ内容を引き継ぐのではなく、Melth東川口で何をどう進めるかを一から話し合います。
Q. 計画書は本人が持ち帰れますか?
はい、計画書の控えはお渡しします。読み返して「ここが違う」と思ったときは、見直しの時期を待たずに相談していただいて構いません。
まとめ
個別支援計画は、川口市の就労継続支援B型に通ううえで、本人と事業所をつなぐ地図のようなものです。半年ごとに作り直すことで、そのときの体調や希望に合わせて通所の形を調整していけます。
Melth東川口では、就労継続支援B型として、精神・知的・発達障害や難病のある方の個別支援計画を、本人の言葉を土台に作っています。コーヒー製造・軽作業・パソコン作業の3種類から作業を選び、週1日から、または在宅という形でも、無理のないペースで組み立てていくことができます。
川口市で就労継続支援B型を検討されている方、どんなふうに計画が立てられるのかを具体的に知りたい方は、まずは見学にお越しください。所要時間は30分ほどで、持ち物や服装の決まりはありません。普段どおりでお越しいただけます。
見学のご相談を受け付けています
「まだ利用するか決めていない」「まず話を聞いてみたい」という段階でも構いません。ご家族や支援機関の方からのお問い合わせも歓迎しています。
お問い合わせ先
就労継続支援B型事業所 Melth東川口
〒333-0811 埼玉県川口市戸塚2-21-6 フラワーレジデンス102
各線 東川口駅 南口(1番出口)から徒歩5分圏内
電話:048-229-6380(タップで発信できます)
利用時間:9:30〜14:30(サービス提供時間)
営業時間:平日 8:30〜16:30(土日休み・お問い合わせと見学の受付)
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