
川口市の就労継続支援B型から一般就労を目指す|次の一歩の考えかたをMelth東川口が解説
川口市の就労継続支援B型に通いながら、「このあとは一般就労に進めるだろうか」と考える方は少なくありません。見学や面談のときにも、ご本人やご家族から「ここは通過点として使ってもいいのか」「どのくらいの期間でステップアップするものなのか」というご相談をよくいただきます。
このコラムでは、就労継続支援B型から一般就労へ進むときの考えかたを、川口市の地域事情とあわせて整理します。精神保健福祉士として現場で感じていることも、少し添えます。
川口市から一般就労を目指すときの土台
川口市はJR京浜東北線・武蔵野線・埼玉高速鉄道が通り、都心や大宮方面の求人までが通勤圏に入ります。働く選択肢の幅が広い反面、「通える距離かどうか」「混雑する時間帯に動けるか」という体の負担の見極めが、就労継続支援B型を利用している方にとっては大きなテーマになります。
一般就労には、障害を開示して採用枠で働く形(オープン就労)と、開示せずに一般枠で働く形(クローズ就労)があります。どちらが合うかは、障害の内容・配慮の必要度・体調の波の大きさで変わります。川口市内のハローワークや、埼玉県の障害者就業・生活支援センターなど、求人探しと職場定着の両方を支える機関もあります。ここは一人で抱えず、相談先を持っておくことが土台になります。
「B型を卒業する」ではなく「次の一歩に進む」
就労継続支援B型は、雇用契約を結ばずに自分のペースで働く場です。一般就労と比べると作業の負担や拘束時間が調整しやすく、体調が安定しない時期の支えになります。一方で、ずっとB型にいてはいけない、という決まりはありません。
ご相談を受けていて感じるのは、「B型を卒業しないといけない」と考えると気持ちが追い込まれやすい、ということです。実際には、
- B型を続けながら、短時間のアルバイトを試す
- 就労移行支援に移って、集中的に就職準備をする
- 一般就労を始めてみて、合わなければB型に戻る
といった行き来も、制度上は可能です。「次の一歩」として考えると、肩の力が抜けやすくなります。
次の一歩に進めるかどうかを見るときの観点
一般就労に進めるタイミングを考えるために、Melth東川口でご本人・ご家族・支援員で確認している観点をいくつか挙げます。
- 通所の安定:決まった日に、決まった時間に通えているか
- 体調のセルフモニタリング:調子が落ちたときに自分で気づけて、休むか相談するかを選べているか
- 作業の継続時間:集中して作業できる時間が、以前より伸びているか
- 職場で求められるやり取り:報告・連絡・相談を自分の言葉でできるか
- 医療との関係:主治医や訪問看護とのつながりが保てているか
「できる・できない」の二択ではなく、「どんな場面なら安定して力を出せるか」を見ていきます。これは一般就労の職場選びにも、そのまま使える観点です。
Melth東川口で、一般就労を見据えて取り組んでいること
就労継続支援B型事業所 Melth東川口では、作業をコーヒー製造・軽作業・パソコン作業の3種類から選べます。
- コーヒー製造:焙煎は外部に委託し、袋詰めやラベル貼りなどの工程を担当します。手順を身につける、同じ品質を続ける、という一般就労でも求められる力を育てる作業です。
- 軽作業:体力や集中力の波があっても続けやすい作業です。立ち仕事・座り仕事の両方があり、自分の状態に合わせて選べます。
- パソコン作業:データ入力や資料づくりなど、事務の経験を積みたい方向けの作業です。在宅ワークに対応しており、週1日から利用できます。
一般就労を見据えている方には、「作業の精度」「報告・連絡・相談の練習」「出勤の安定」といった観点で、個別支援計画のなかに目標を一緒に組み立てていきます。急がせることはしません。工賃は時給300円からで、作業内容や通う頻度によって変わります。
職員には国家資格を持つ者を含む、福祉・医療の経験が豊富なスタッフがいます。エビデンスに基づいた支援を掲げており、「気合」で乗り切る方法ではなく、ご本人の特性に合わせた進めかたを一緒に考えます。
一般就労に進むときに使える外部の仕組み
B型から一般就労へのあいだには、使える仕組みがいくつかあります。川口市でも利用できます。
- 就労移行支援:原則2年、就職活動と職場実習に集中して取り組む
- 就労選択支援(2025年10月〜):ご本人に合う働きかたをアセスメントする新しいサービス
- ジョブコーチ(職場適応援助者):就職後の職場に入り、定着を支える
- 就業・生活支援センター:仕事と生活の相談を一体で受けられる
どれを使うか、どの順番で使うかは、お住まいの市区町村の決定や、相談支援事業所との話し合いで決まります。Melth東川口でも、必要に応じて外部の機関におつなぎします。
よくある質問
Q. B型に通い始めたばかりですが、一般就労を目指して大丈夫ですか。
A. 大丈夫です。利用のはじめから「いつかは働きたい」と話してくださる方は多くいらっしゃいます。ただ、最初から目標を高く設定しすぎると苦しくなりやすいので、まずは「通い続けられるリズム」を一緒に作ります。
Q. 一度一般就労を試して、うまくいかなかったときはどうなりますか。
A. 制度上は、必要な手続きを経てB型に戻ることができます。「もう使えない」ということはありません。失敗ではなく、合う働きかたを見つける過程と考えていただいて大丈夫です。
Q. どのくらいの期間で一般就労に進めますか。
A. 期間はご本人の体調や希望する働きかたで大きく変わるため、一律の目安はお伝えしていません。就職そのものを保証することもできません。できるのは、就職に向けた力の積み上げを、医療や外部機関と連携しながら一緒に続けることです。
まとめ
川口市で就労継続支援B型を利用しながら一般就労を目指すとき、大事なのは「卒業しなければ」ではなく「次の一歩に進む」という感覚です。通所の安定・体調のセルフモニタリング・作業の継続時間を一緒に見ていきながら、合うタイミングで外の仕組みにつないでいきます。
Melth東川口は東川口駅 南口(1番出口)から徒歩5分圏内にあります。送迎はありませんが、在宅ワークにも対応しているため、通所と在宅を組み合わせて体調に合わせることもできます。見学の所要時間は30分ほどで、持ち物・服装の決まりはありません。普段どおりでお越しください。
今のB型の使いかたや、次の一歩について気になることがあれば、まずはお気軽にご相談ください。
見学のご相談を受け付けています
「まだ利用するか決めていない」「まず話を聞いてみたい」という段階でも構いません。ご家族や支援機関の方からのお問い合わせも歓迎しています。
お問い合わせ先
就労継続支援B型事業所 Melth東川口
〒333-0811 埼玉県川口市戸塚2-21-6 フラワーレジデンス102
各線 東川口駅 南口(1番出口)から徒歩5分圏内
電話:048-229-6380(タップで発信できます)
利用時間:9:30〜14:30(サービス提供時間)
営業時間:平日 8:30〜16:30(土日休み・お問い合わせと見学の受付)
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